【IT業界初心者,新人向け】初めて運用監視の現場に出て役に立った資格

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新人が初めて行くことになることが圧倒的に多い現場。それが運用監視です。

私ははじめ不安で仕方ありませんでした。だってなんにもわからないし!
全く役に立たなかったらどうしようとか、怒られまくるんだろうなとか現場に行くまで考えていました。
実際に現場に出てみて、怒られまくるということも全く役に立たないということもありませんでした。
手順書が準備されていて、それにそって作業をすればどうにかはなっちゃうからですね。

でも、自分が何をやっているかよくわからないんです!
よくわからないコマンドをうってよくわからな結果が返ってきてよくわからないけどOK!みたいな。
このままではいけないなと思い資格をいくつか取ってみましたがこれが効果てきめん!現場を出るまでにはわからないことはほとんどなくなり、後輩を指導する立場になっていました。また、取った資格はそのまま次の現場でも役に立ちました

より役立つ人になるためにも、次の現場のキャリアアップのためにも資格は取ったほうがいいです!というお話です。

私の初めて行った現場はネットワークも触るしlinux、Windowsサーバーも触るし本当に幅広く色々と触れる機会のある現場でした。その中で役に立った資格を紹介していきます。

ITパスポート

現場に入る前に取った資格です。
なぜ現場に入る前に取ったかというとITの基礎的な知識を付けることができると聞いたからです。
ITパスポートを取り最低限のITの知識を付けることで自分の自信にもつながるし、周りからも最低限はわかっている奴だと思ってもらえるかなと思ったんですね。
あと現場に入った時、こんなことも知らないのか!といわれるのが嫌だったというのも理由の一つです。
広く浅く色々なことを学べるということもあって結構役に立ちました。情報系の大学、専門学校を出た人は知っていることも多し無理に取ることはないと思います。次に紹介する基本情報の取得を目指したほうが知識的にも将来的にも有意義なのかなと。
文系出身の人は取ると確実に役に立ちます

勉強方法について書いてます。
www.enjiniazakki.net

基本情報

色々なことを幅広く学ぶことのできる資格です。
この資格のいいところはどんな現場であっても役に立つことが学べることですね。幅広いですから。
社会的な評価も高いので取っておいて損はありません。国家資格というのはいいですね。
取っておくと応用情報にもつながるので将来的にも役に立ちますね。

勉強方法について書いてます。
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ITIL

現場に入って一番最初に取ろうと思った資格です。
なぜ一番最初に取ろうと思ったかというと、運用や監視で使われる用語が色々あるのですがそれが全くわからなかったからです!SLAとかKPIとかですね。
これを取った後は管理者がする話もたいぶ理解できるようになったし、運用監視の基本的な考え方も理解できました。

勉強方法について書いてます。
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CCNA

現場に入る前に取った資格です。
ネットワークの基礎的な知識を学ぶことのできる資格です。
正直、現場に出てそこまで役には立ちませんでした(笑)
ネットワークを専門でやっている現場ではないですからね。一応役に立ったかなーぐらいです。
ネットワーク系メインの現場であれば必ず役に立ちます!

勉強方法について書いてます。
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LPIC

Linuxのコマンドなんかを学ぶことができる資格ですね。
これは役に立ちました!
コマンド打つ機会が多い現場だったのですが、最初はコマンドの意味も分からずに打っていました。。
LPIC101をとってからは自分のやっている作業の意味が分かるようになり、仕事が一気に楽しくなりました

勉強方法について書いてます。
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オラクルマスターBronze

データベースについて学ぶことのできる資格です。
私がいた現場では直接データベースを操作するということはありませんでした。
でも時々データベースからエラーを検知するんですがこれがわけがわからないんですね(笑)
よくわからない文字列が書いてあるだけで何が起こっているのかさっぱりでした。
オラクルマスターBronzeを取ってから意味が分かるようになりすっきりしました。

データベースを扱う現場であればおすすめの資格です。

JP1認定エンジニア

少しマニアックな資格。現場でJP1を使っているのであれば役に立ちます。
私の現場ではJP1が使われていました。最初は訳が分からなかったです。
JP1に詳しい先輩がいまして、話を聞いてみるとJP1認定エンジニアを持っていたんですね。
その人にいろいろと聞きまくって勉強したらどうにかなったので実際に取得はしませんでした。

MCSA

マイクロソフト認定ソリューションアソシエイトのことです。
何の資格なのかというとWindowsサーバーを学ぶことのできる資格です。
現場によってはWindowsサーバーが使われている場合があります。
基本的な操作そのものはWindows7や10と同じなのでやりやすいです。しかし業務で使うとなると少し変わってきます。

私が初めて行った現場でもWindowsサーバーに触れる機会はありました。ただ頻度がそこまで多くなかったことと、今まで積み重ねた知識でどうにかなったので取得はしませんでした。
Windowsサーバーによく触る現場であれば取得を目指して損はないでしょう。

まとめ

・現場に入る前に取っておくといい資格
ITパスポート、ITIL

・入る現場が決まったらor現場に入った後取得したい資格
ネットワーク系ならCCNA
Linuxを使う現場ならLPIC
データベースを扱う現場ならオラクルマスターBronze
総合力を付けたいのであれば基本情報
JP1を使う現場であればJP1認定エンジニア
Windowsサーバーを扱う現場であればMCSA

一番大切なのは自分にあった資格を取るということです。
今の現場で役立つ資格を取得していきましょう。

ここで紹介した資格はそれぞれ上位の資格が存在します。キャリアアップのために上位の資格の取得を目指すのもいいですね。
次の現場につながるような資格を目指していていきましょう!