CCNP Routing and Switching(300-135J TSHOOT)の取得、勉強方法

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ここまでくればあともう一歩です。
ROUTE、SWITCH両方の知識を使うTSHOOT。
3つの試験の中では一番簡単といわれています。
実際に勉強してみて一番簡単だったといえます。これまでの勉強した知識を使えば解ける問題がほとんどだったからですね。新しく覚えなくてはいけないことも一番少なかったです。

CCNP300-135J TSHOOTとは

300-135J TSHOOTの試験内容はCCNA、ROUTE、SWITCHとは違いチケット問題というものが主になっています。
シナリオ問題と選択問題を組み合わせたようなイメージの問題です。
このチケット問題をいかに解くかがカギになってきます。チケット問題の配点が非常に高いからです。
選択問題はほとんどでません。シュミレーション問題は1~2問でると考えておくといいです。

取得方法

CCNP300-135J を受けましょう。
受験料は年々上がっており、CCNA同様高いです。

試験を受ける場所

こちらもCCNAのときと同じです。オンラインで会場を予約しましょう。
CCNAを受けた会場がよかったのであればそこがいいです。会場によって若干の当たりはずれはあります。前に受けた場所があまり良くなかった場合は別の場所で受けましょう。

具体的な勉強方法

教科書

TSHOOTは教科書はいりません
今まで勉強してきた知識を問われる問題が出るからです。どうしても不安であれば白本か黒本を買えば大丈夫です。
わからない部分やあいまいな部分があればネットで調べましょう。ネットは偉大です。

トラブルチケット対策

ここでもPing-tが有効です。ひたすら問題を解きましょう。ping-tの構成と本番の構成は全く一緒です。ただし本番の構成ではipv4とipv6の設定が一緒に入っているのでわかりにくくなっている点にだけは注意してください。
公式でシュミレーターに触ることができるので是非触っておいたほうがいいです。本番のイメージをつかめます。
ping-t.com

時間配分が大事!

本番では時間配分も大切になってきます。一問一問じっくりと解いていると時間が足りなくなってしまいます。本番で焦ることのないように問題を早く解く練習もしておきましょう。
やっかいなのが元の問題に戻ることができないという点です。チケット一問につき何分まで使おうみたいな感じで時間配分を考えておいたほうがいいですね。
私は実際の試験でわからない問題にこだわりすぎてしまい時間ギリギリになってしまいかなり焦ったという経験があります。わからない問題をすっぱりとあきらめる勇気も必要になってきますね。

選択問題対策

Ping-tの選択問題を解いておきましょう。問題数も少ないので完璧にしておきたいところ。新しく覚えなくてはいけないことはほとんどありません。
本番の試験の問題数は非常に少ないです。基礎ができていれば十分解けるはずです。

シュミレーション、シナリオ対策

ROUTEやSWITCHに比べれば出題数は少ないです。1~2問ぐらい。
BGPについてしっかりと勉強しておくことをお勧めします。また、本番では設定変更した後showコマンドで設定が反映されているか確認しましょう。
Ping-tにある合格体験記にヒントが結構乗っています。ヒントを参考に勉強すれば十分に対策可能です。ただし、古いものは問題が変わっている可能性も高いので日付が近いものを参考にしましょう。
Ping-tのコマ問をひたすらやればコマンドも結構覚えられます。

注意点

なんとこの試験にはバグが存在します。
show run上では設定が間違っていないのに違うshowコマンドだと被疑箇所がでてくるとか、pingが通らないと思ったら逆からpingを打ってみたら通ったとか。
バグのある問題自体はそんなには多くないですがあたっときのためにping-tの合格体験記を読んでおきましょう。有効な情報が載っています。活用させていただきましょう。
本番でバグにあたると焦ってしまうものです。どうしてもわからない問題が出た場合はバグを疑ってみて、次の問題に進んでしまう勇気も必要になってきます。時間が足りなくなってしまう可能性がありますからね。

まとめ

・Ping-tの問題を解きまくる。
・わからない問題は教科書かネットで調べて知識をつける。
・ping-tの合格体験記を読んで本番に備える。

CCNPホルダーに向けてラストスパート頑張ってください!応援しています。