ITエンジニアなら取っておきたい。基本情報技術者試験の取得、勉強方法

f:id:ArkRoyal:20180904004358j:plain
勉強すれば取れる資格といわれている基本情報。
ITに関する幅広い知識が問われます。
覚えることはとても多いです。でも覚えることが多い分、色々な現場で役に立つ知識になります。
実際に現場に出てみて、基本情報で勉強したことだ!ということが結構ありました。

ここでは私が実際にした勉強をもとに勉強方法とコツを紹介していきます。

基本情報技術者試験(FE)とは

IT系の国家資格です。ITエンジニアとしての基礎的な知識が問われます。
基礎とはついているけど難易度は少し高め。合格率は20~30%程度です。受験資格、年齢制限はありません。

取得のメリット

IT系に就職するならどんな業務であっても役に立ちます。営業系でも技術系でもです。
学生の場合は就活の際アピールになりますね。転職する場合でも持っていると評価されます。

具体的な勉強方法

勉強時間の平均は150~200時間といわれています。
元々ITを勉強していた人であればもっと短縮できます。
それでは順番に紹介していきます。

自分に合った参考書を選ぼう。

基本情報の参考書は種類が多くこれが王道の参考書だ!というものはありません。
どの参考書を買ったとしても試験範囲を100%完璧に網羅しているということはありませんので。
有名なものでは「栢木先生の基本情報技術者教室」や「キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者」がありますね。
有名なものを中心に自分で本屋に行き中身を見てみることをお勧めします。
自分が一番わかりやすいと思ったものを選びましょう。勉強の効率が変わってきます。
買う本は一冊で大丈夫です。

参考書を買ったら2~3回通して読んでみましょう。最初は読むのに時間がかかりますが2回目以降はすらすら読めるはずです。
すらすら読めない部分は理解が甘いということ。重点的に読み込みましょう。
ただし、ここで完全に覚える必要はありません。覚えるのは問題を解きながら出大丈夫です。

午前の過去問を解きまくろう。

正直本の問題集は必要ないと思います。いいサイトがあるので使わせていただきましょう。
「基本情報技術者試験ドットコム」というサイトがおすすめです。無料です。
過去問が網羅されています。解説もしっかりしているのでわかりやすいです。
問題を解いてみてわからない部分は教科書に戻って調べましょう。理解度がぐぐっとあがります。

午前問題は過去問から同じような問題が数多く出題されるため、過去問さえ固めておけば十分通ることができます。
www.fe-siken.com

午後問題を対策する

受ける分野をある程度絞ってしまい効率的に勉強します。
元々専攻している分野があれば迷わず選びましょう。有利です。
こちらも過去問を解くことが大切です。問題形式に慣れましょう。

どれを選ぶか

午後問題を解いていくうえで重要なことはどれを選択するかということでしょう。
おすすめの方法は午前問題を解いてみて解きやすいと感じた分野を受けるという方法です。
苦手なものをわざわざ選ぶ必要はありません。
ただし、得意分野がその年の地雷である可能性もあるため選択肢はできるだけ多めに。

セキュリティとアルゴリズム

必須の問題ですね。午後問題を解いてみて理解できていないようであれば参考書を読みましょう。
これを繰り返していくだけで合格にかなり近づきます。
アルゴリズムは初心者の方にはハードルが高いです。別に参考書を買って勉強するのもありです。

言語はどれを選ぶか

勉強したことのある言語があればそれを迷わず選びましょう。勉強時間を大幅に短縮できます。
もし勉強したことのある言語がない場合は表計算がおすすめです。
ただし午前の勉強で学べる分野ではないため一度参考書を読む必要があります。
参考書を読んだ後は問題を解いていきましょう。

まとめ

・まず参考書を選び読む
・問題を解き続ける
・午後対策に必要な参考書を買って読み進める
・午後の過去問を解く
・試験が近づいてきたら総合的に勉強を

試験範囲が広く大変な資格ですがかならずあなたの力になる資格です。
勉強頑張ってください!応援しています!

ITパスポートについても書いています。
www.enjiniazakki.net